私の故郷は、東シナ海に浮かぶ甑島です。
以前は、「甑島ってどこにあるの?奄美の近く?」と度々聞かれる程、知名度が低かったように思いますが、ここ最近は観光客も増えて徐々にメジャーな存在になってきているようです。
私の実家の前を流れる小さな川にはウナギがいて、私の父や近所の方がそのウナギに釣った魚を捌いた切れ端を食べさせていたらどんどん大きくなり、今では1メートルを軽く超える大ウナギが数匹います。そしてここは、いつの間にか観光バスが停車するちょっとした観光スポットになっているそうです。
また、甑島は大きく3つの島に分かれているのですが、今年の9月末に「甑大橋」という県内最長の橋が完成し、これまで別の橋で繋がっていた2つの島と合わせて、甑島が1つに繋がりました。これによって島民の生活も大きく変わりますし、観光のさらなる発展も期待できます。
下の写真は、以前帰省した時に撮ったものです。住んでいる時には当たり前だった見慣れた風景も、離れて暮らしていると懐かしく、そして美しく思えるものです。
私は島には2年半程、帰省していません。今年はコロナの影響もあり、帰省を自粛しています。
今後いつ帰省できるか分かりませんが、今度帰省した時には甑大橋を渡って島を1周し、今まで行ったことのないスポットを巡ってふるさとの新たな魅力を発見してみようと思います。
皆さんも機会があれば是非、甑島を訪れてみてください。
施設課 主任 森尾