慢性期・療養型施設合同研修会
2015.11.13 10:25
10月28日水曜日、「看護・介護職みんなで在宅医療について考えよう」とのテーマで、吉田温泉病院 在宅医療担当医 松尾敏明先生の講演会が開催されました。 この研修会は、慢性期・療養型施設の看護部長が集結し、看護の発展と人材育成、スタッフの交流を目的に平成23年より活動をしています。
今回も、今後の医療の展望を踏まえ、在宅医療について松尾先生に相談したところ、
「講師料はいりません。会場費も僕が払います。参加費は取らないように・・とにかく、多くのスタッフに聞いていただきたい・・・」
と熱い思いで、引き受けて下さったとの事です。先生のその思いが伝わり、17施設107名の参加者で会場は、“熱気”と“笑い”に溢れ、“あっ”という間に終了となりました。(おかげで、写真を撮り忘れてしまいました・・・・)
当院からも看護職を中心に、20名が参加しました。
先生の、
「日本の医療が今後どのような方向へ歩んでいくかは慢性期病院がカギを握っているといっても過言ではない」
の言葉に、参加した職員からは、
「患者様の大切な終末期に関わらせていただいている事に誇りが持てた。」
「最後は病院でなく自宅でと考えている患者さんに対し、慢性期病院に勤める私たちは、大きな役割を担っているのだと感じた」
などの感想が聞かれました。励みになる貴重な時間でした。
看護部長 栗野