アメリカの化学工学分野でプラチナを使った血液浄化の研究が進んでいるとの事です。
原理はプラチナを網目状にした層に電気を通す事によってイオンが層を通り濾過する仕組み(電気泳動)のようです。プラチナは体内でも腐食しないとされており、ペースメーカーや医療器具のデバイスとして昔から多く使われています。プラチナを体内に埋め込み電気によって毒素を移動させる。(移動させた毒素はどこから排出されるのか?は疑問が残ります。)情報はまだ少なく真相は掴めませんが透析医療にこのような埋め込みデバイスが応用化されれば現代の透析医療も変化してくるかもしれません。今後の技術の発展に期待です。
うえやま腎クリニック 科長代理 柿ノ谷