約4年半ぶりに職員集合での院内発表会が開催されました。
4つの演題でしたが、会場いっぱいに職員が集まり、「元気だったー?」と笑顔で声を掛け合う姿はとても懐かしく感じました。
一方、発表者の皆さんは表情が硬く緊張がうかがえます…
参加者は約70名、皆さん久々の発表会を楽しみにし、質疑応答も活発に行われました。
今年度の発表内容
1.PTA時における目の水晶体被ばく線量の検討(放射線科)
当院のPTA件数は年間約330件、医師と放射線技師、手術室看護師の水晶体被ばく線量を計測した結果、被ばく線量はかなり低数値であった。術中のエコー活用により、透視時間を最小限にする取り組みのほか、今後は防護カーテンの活用を検討し、患者・職員の安全に向け取り組んでいく
2. 働きやすい職場環境作り~院内環境整備を通して~(事務部)
病院職員の働きやすさ改善のため、環境整備や衛生管理など様々な部署をめぐり、患者・職員にわかりやすい表示や安全で清潔感のある空間づくりを〝 before & after 〟で報告
3. WIFI分類を活用したフットチェック表への取り組み(上山病院 2階透析室)
透析患者の末梢動脈疾患(PAD)予防のため、透析室看護師が患者の足を守ろうと取り組む中、フットチェックやフットケアに看護師個々の評価やケアの違いがあった。学習会やWIFI分類を用いての評価を行うことで、ケアへの意識や評価の統一が図れた
4. 胃瘻造設患者の食べたという思いを尊重した関わりを通して~生活目標への取り組みに向けて~(上山病院 病棟)
胃瘻造設患者の「食べたい」という思いの尊重と誤嚥性肺炎のリスクを考え、嚥下訓練を躊躇してしまう看護師の葛藤について、病棟看護師の経験年数やそれぞれの看護観から振り返る
(今回の発表の中から、どの演題か学会発表につながるとうれしいですね~)
自分の仕事に誇りをもって取り組む姿は素敵です!
発表者の皆さん、お疲れさまでした。素晴らしい発表をありがとうございました。
次年度も〝泣こよか ひっ飛べ!〟の精神で、力を合わせて頑張ってまいりましょう(‘◇’)ゞ
第7委員会